映画「ベッドタイム・ストーリー」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「ベッドタイム・ストーリー」

原題:BEDTIME STORIES
なかなか良かったあの映画「もしも昨日が選べたら」に似た雰囲気を醸し出している、けれど、どちらかと言えば"もしも明日が選べたら"ということなのかも~

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ホテル設備メンテナンス係のスキーター(アダム・サンドラー)にとって、かつて父(ジョナサン・プライス)が話してくれた"ベッドタイム・ストーリー"と、父がホテル王のノッティンガム(リチャード・グリフィス)と交わした口約束が生きる支え、いつかホテル支配人にとの希望を持って、今日も元気に働くのだが、チャンスは一向にやってくる気配がない・・・そんな時、姉のウェンディ(コートニー・コックス)からパトリック(ジョナサン・モルガン・ハイト)とボビー(ローラ・アン・ケスリング)を預けられ、小学校教師のジル(ケリー・ラッセル)と共に子供達の面倒を見ることになる。
さすがにこの物語に、さほどの毒や奇抜さは無く、ほとんど穏やかなもの、空からガムが降ってきた時には、えっこれってファンタジーだっけ、それとも神様が起こした奇跡って思って、ちょっと驚いてしまったけど、あとはそれなりってカンジで、笑いも涙も、もうちょっとって印象で惜しいです。それでも、スキーターは大富豪への道が約束される超豪華巨大ホテル支配人の座には固執せず、ジルとともに小さなモーテルを営むという慎ましやかな幸せを選んでハッピーエンド、これもまた子供達に対するベッドタイム・ストーリーの教訓なのでしょう。

ベッドタイム・ストーリー